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工事不要のインターネット、ソフトバンクエアーとは!?

ソフトバンクエアー(SoftBank Air)とは?

最近インターネットを自宅に導入する方に話題の「ソフトバンクエアー」は据え置きタイプの無線インターネット接続のことで、ホームルーターと呼ばれるジャンルにあたります。無線なので工事がいらず、手軽に導入できるインターネットとして話題を集めています。
無線インターネットといえば持ち運びできるWiMAXが有名ですが、ソフトバンクエアーはポケットサイズではないので気軽に持ち出すことはできません。その代わりWiMAXのような通信速度制限がかからないので、「インターネットを光回線のように気にせずじゃんじゃん使いたい!けど工事はできない!」という方に選ばれているのです。
ここではソフトバンクエアーの特徴と併せて気になる速度や料金、使い方などをご紹介していきます。

ソフトバンクエアー(SoftBank Air)の特徴

工事が不要

ソフトバンクエアー最大の特徴は「工事がいらない簡単接続」ということ。コンセントを入れて端末からWi-fi設定するだけなので、機械が苦手な方でもすぐにインターネットを始めることができます。
また、近々引っ越し予定のある方にもソフトバンクエアーがおすすめです。光回線の場合だと移転先で工事費が発生する場合がありますし、工事が終わらなければインターネットに接続できません。ソフトバンクエアーなら引っ越ししたその日にインターネットを使えます。

通信速度制限がない

ソフトバンクエアーは同じ無線接続のWiMAXと比較されることが多いですが、大きな違いは「速度制限があるかないか」です。
WiMAXの場合、もっとも多くデータを使える「ギガ放題プラン」でも3日間で合計10G以上使うと翌日夜18時~翌々日2時の夜間帯に1Gbpsの速度制限がかかります。
その点ソフトバンクエアーなら速度制限がないので、データ量の心配をせずストレスフリーにインターネットを楽しめます。

気になる速度は?エリア別に確認

ソフトバンクエアーの通信速度は、ターミナルAir 4の場合一部地域では962Mbps。一般的な光回線のベストエフォートが1Gbpsなので、ほぼ差がないことがわかります。
とはいえエリアによって通信速度にはかなり差があるので、下記のサイトで確認をおすすめします。

ソフトバンクエアー 住所別下り最大通信速度情報
( https://www.softbank.jp/ybb/air/area-list/ )

ちなみに公式サイトによると、全国主要都市では下り481Mbps(ターミナルAir 4)となっています。
参考までに、WiMAX2+は最大下り440Mbpsです。通信速度は端末性能など他の要因が絡み合うので一概に言えませんが、youtube(4Kなど高精細画質除く)でも5Mbpsもあれば十分視聴できるといわれます。通常にインターネットを使う分にはとくに問題はないように感じますね。

実際の使い方

ターミナルAirの電源を入れる

ソフトバンクエアーを契約すると、「ターミナルAir」という機器が送られてきます。SIMカードはあらかじめセットされた状態になっています。
ターミナルAirのアダプターをコンセントに差せば、準備OK。ちなみに電源ボタンはないので、どこも押さなくて大丈夫です。
あとはスマホなどの設定をするだけです。実に簡単ですね。

端末(スマホやパソコン)からWi-fi設定をする

スマホやパソコンの「設定」(歯車のマーク)から設定します。
Windowsなら「ネットワークとインターネット」というタブがあります。そこをクリックすると現れる画面の左側に「Wi-fi」と表示されるので、そこをクリック。
上のほうにある「利用できるネットワークの表示」を開くと、小窓でリストが表示されます。
ターミナルAir本体にSSID(2.4GHz帯)または SSID(5GHz帯)が記載されているので、そのどちらかの文字列を探します。
見つかったら選択して、暗号キー(PSK-AES)を入力すれば設定完了です。次からは自動につながるので、設定は初回だけです。

2.4GHzと5GHzの違いは?

ターミナルAir 4では2つの周波数が使えます。
2.4GHzはルーターと別室で端末を使う場合も電波が届きやすいかわりに通信速度が遅く、他の生活家電(電子レンジなど)の影響を受けやすいというデメリットがあります。
5GHzは2.4GHzよりも高速通信が可能で、生活家電による電波干渉を受けにくいメリットがあります。しかし壁などの障害物で遮蔽されやすく、ルーターと別室の端末を操作するときに接続できないというデメリットが。
また、すべてのスマホやパソコンは2.4GHzには対応していますが5GHzには対応していないことがあります。どちらで接続すればいいかわからない場合はひとまず2.4GHzを選ぶとよいでしょう。

無線で通信できない古いパソコンは使えない?

無線接続できないパソコンでも心配は不要。ターミナルAirはLANポートつきなので、LANケーブルでの有線接続が可能です。
また、「接続が悪いかな?」というときも無線から有線接続に切り替えれば安定するので、調子が悪いときは試してみましょう。

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